生成AIかゆい所に手が届く講座も、3月19日で四回目で終了となります。
受講者の皆さんがかゆい所に手が届いたか、若干心配ですが、アンケートではまあまあの評価をいただいているので良しとします。
さて、四回目では最後の仕上げとして、安全につきあう「3つの鉄則」について、すっぱマンになるほどしつこく訴えようと思っています。
今回はその予習をさせていただきます。
生成AIは小生たちの生活や仕事を劇的に豊かにしてくれる「魔法の杖」のような素晴らしい道具です。
しかし、どんなに便利な道具にも、正しい使い方と守るべきルールがあります。
今回は、AI初心者の方でも安心してこの技術を楽しめるよう、絶対に知っておくべき「3つの鉄則」について、少し詳細にお話しさせていただきます。

1.AIの「もっともらしい嘘」を見抜く(ハルシネーション対策)
生成AIは非常に賢い秘書ですが、時として「さも真実かのように、堂々と嘘をつく」という困った癖があります。専門用語で「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる現象です。
なぜこんなことが起きるのでしょうか?それは、AIが言葉の意味を人間のように深く理解しているわけではなく、膨大なデータから「次に来る確率が高い言葉」をパズルのように繋ぎ合わせているだけだからです。
例えば、我が大月の歴史や、岩殿山城、小山田信茂公についてAIに質問してみると、一見もっともらしいけれど史実とは全く異なる、架空の歴史物語を作り出してしまうことがよくあります。
【対策】 AIの回答は「あくまで参考意見」と捉え、絶対に鵜呑みにしないことです。特に歴史の事実、医療情報、法律など、正確性が求められる事柄については、必ずご自身で専門書や公式な情報源に当たり、裏付け(ファクトチェック)をとる習慣をつけましょう。
2.大切な情報は絶対に入力しない(秘密漏洩対策)
小生たちが手軽に使える無料の生成AIサービスの多くは、入力した質問(プロンプト)や文章のデータを、AI自身がさらに賢くなるための「学習データ」として回収する仕組みになっています。
これはつまり、あなたが入力した内容が、巡り巡って世界のどこかで、別の誰かの回答の一部として出力されてしまう危険性があるということです。
【対策】 個人情報(お名前、ご住所、電話番号など)や、未発表の企画書、地域のイベントの参加者名簿など、他人に知られては困る機密情報は、絶対にAIに入力してはいけません。「駅前の掲示板に大きく張り出しても全く問題のない情報だけを入力する」というくらいの、高い防犯意識を持つことが重要です。
3.他人の作品と権利を尊重する(著作権問題)
AIを使えば、誰でも簡単にプロ顔負けの文章や、美しいイラスト、写真を作ることができます。ブログの挿絵や、地域の催しのチラシ作りなどには大変重宝します。しかし、ここにも大きな落とし穴が潜んでいます。
AIは既存の膨大な作品を学習して新しいものを作りますが、出来上がったものが「世の中にすでにある誰かの作品」にそっくりだった場合、それを無断で公開すると著作権侵害に問われる可能性があります。
【対策】 「有名な〇〇先生の絵柄で描いて」「〇〇というアニメキャラクターを出して」といった、既存の作品を露骨に真似るような指示(プロンプト)は避けましょう。また、ネット上で見つけた他人の写真やイラストをAIに読み込ませて「これを元に少しアレンジして」と指示するのも大変危険です。AIが作った画像を公開する前には、「どこかで見たことのあるキャラクターや企業ロゴが紛れ込んでいないか」を、必ずご自身の厳しい目で最終確認してください。
おわりに
生成AIは、正しく使えば私たちの「人生応援」の強力な味方となり、ひいては大月市の未来を切り拓く力にもなります。しかし、最終的にその出力に責任を持つのは、AIではなくAIを使った私たち人間です。
車の運転と同じで、交通ルール(鉄則)さえしっかり守っていれば、これほど快適で楽しい乗り物はありません。
この「3つの鉄則」を胸に刻み、安全運転で生成AIという新しい波を共に乗りこなしてまいりましょう。
小生も引き続き、皆様の挑戦を全力でサポートさせていただきます!
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